SLOTH & SMILE

★3児のパパが綴る「怠惰」と「笑顔」がテーマの子育て記録★

結果的に「100円」で子どもの悪い流れを断ち切れたという話。

この間の話。家族で外出ってことでちょっとしたテーマパークみたいな場所へ行った。向かってる途中、車内ではママと長男(3才)が「今年はサンタさんに何をお願いする?」という会話をしていた。長男は今ウルトラマンが好きなので、それのオモチャがどうのこうのと言っていた。そして目的地に到着。駐車場から園内の様子が少し見えるのだけど、いい感じに遊具などもありこれは子どもたちも楽しく遊べそう。さぁ行くかとなったときに長男が一言。

 

「ここじゃない」

 

まぁ、なんというか、これは割とよくあるパターンなので「今日はそうきたか」と思いつつ僕とママと長男での会話が始まる。よくよく話を聞けばオモチャの会話をしたことによって長男の頭は「オモチャ屋に向かっている」ということになっていた様子。今までの経験から解決にそこまで時間はかからないと感じたが、3人で話していてもしょうがないし、次男(1才)は降りたいような素振りだったので、長男の説得はママに任せて僕と次男は先に園内に行くことに。さっそく園内の売店に行き長男説得の足掛かりになりそうなものがないか物色。朝からあまり水分補給をしていなかったので全員分の飲み物を購入し、とりあえず駐車場に戻ろうとしたところでママと長男が登場。ママが上手くやってくれたみたい。

 

そんなこんなで、その後は特に問題なく園内を満喫し帰路に。長男は車内でしまじろうのDVDを見ながら過ごし、次男は疲れたのかあっさりと寝落ち。もう少しで家に到着というタイミングで長男が一言。

 

「オモチャ屋は???」(威圧感)

 

予想はしていたが、だいぶ間が空いたので安心しかけていた。いつもならもう少し短い間隔で攻めてくるが、今回はかなり置いたねキミ。眠いのもあるようで主張がどんどんエスカレートしていく。当然だが僕とママの中にオモチャ屋に行くという選択肢はない。このまま家に帰っても良い方向に事が進まないと思いとりあえず車を停め、再び3人で話し合い。ママの提案で家からまぁまぁ近い場所にある駄菓子屋に行ってみることになり長男は少し落ち着いた様子。しかし長男は駄菓子屋というものが何なのかよく分かっておらず、そこに行けばオモチャが買えると思っているようにも見える。ここで下手すればさらに騒ぎになるという不安を抱えつつ駄菓子屋に向かう。

 

駄菓子屋に到着。僕と次男(まだ寝ている)は車内に残り、ママと長男で駄菓子屋入店。ここの駄菓子屋は存在は知っていたが来たことはなかった。僕の実家の近くにも似たような駄菓子屋があり、小さい頃によく通っていた。小学校から帰るとばーちゃんに100円をもらって友達と駄菓子屋で合流するのが定番の流れだった。いつもは100円だけどたまに200円持っていく時の無敵感・・・。そんなことを思い出していると、ママと駄菓子屋の袋を手にぶらさげた長男が戻ってきた。

 

長男、大満足の笑み。

 

このときの表情は、本当の意味でもう大丈夫な顔つきだった。その後は安心して家に帰ることができた。長男は買った駄菓子(100円分)を僕に見せながら、そして何かめっちゃ喋りながら食べていた。家に着いてからも寝ている次男をよそに、長男はとにかくご機嫌という感じ。その姿を見て「僕も昔こんな感じだったのか」なんて考えていた。後からママに話を聞くと、長男は駄菓子屋で先にお客として来ていた小学生の真似をして、箱に手を突っ込んで楽しそうに駄菓子を選んでいたとのこと。駄菓子では当たり前ともいえる「たくさん買える」「自分で選んで買える」「あたりくじが付いている」という3つの点が、ウルトラマンのオモチャへの執着を断ち切り、長男の気持ちを満たしてくれたようだった。確かにこの3つって子どもでなくても、人間なら誰しも魅力に感じる要素だと思う。

 

駄菓子のチカラはすごい。駄菓子は栄養とかそんなものを超越した存在。理屈抜きに楽しくて嬉しくて美味いのだ。ウチの子には少し早いけど、駄菓子屋は楽しみながら「〇〇円あれば〇〇が〇〇個買える」ということも自然と学べる環境だと思う。思い返せば僕自身の金銭感覚も駄菓子屋で身に付けたようなものだった。今でも1万円は「うまい棒1000本」という感覚があるぐらいだ。駄菓子屋のおばちゃんから学んだことも多い。スーパーやコンビニにも駄菓子は売っているが、駄菓子屋という空間でないと味わえない良さがそこにはある。そんなに素晴らしい環境が家からそこそこの距離にあるのだから、これからも積極的に子どもを連れて行こうと思った。駄菓子があれば常に事が上手く運ぶということはないけれど、この先もウチの子育てにおける行動の選択肢として駄菓子屋は重宝してくれそうだ。

 

次は次男が起きているときに駄菓子屋に行きたいと思う。